所長　ご挨拶

　「千虚、一実に如かず」

　いくら巧みな言葉で嘘を積み重ねても、１つの真実に勝てない、という意味です。少し意味 は違うかも知れませんが、私は、依頼者との関係、紛争における関係で、それぞれこの言葉を 自分の中において弁護士としての仕事に携って います。

　依頼者との関係では、依頼者に対して誠実でなければ、どんなに言葉を飾っても不誠実さが 露呈してしまうという意味、紛争における関係では、どんなに厳しい状況でも、真実であれば 必ずどこかに突破口があるはずだという意味で それぞれ捉えています。

　ご依頼を頂くということは、何らかのご相談事を抱えられているということですが、 私共は、弁護士である以上、法律や裁判例に精通しているのは当然のこととして、 まずは依頼者に対して誠実であったか、弁護士と
してなすべきことをしたか、を常に問い掛けながら、 私共の事務所が関わらせていただくことによって、より
良い次のステップへ進んでいただけるよう、日々の職務に当たらせて頂いております。

弁護士　古屋 正隆